中高生のカリスマ作家/月刊文藝春秋10月号
YA(ヤングアダルト)と呼ばれる児童文学のカテゴリーをご存知でしょうか。
偶然にも、今年の芥川直木賞を受賞された作家の方々も、このジャンルでご活躍です。
芥川賞・伊藤たかみ氏
直木賞・森絵都氏
このYAの先生方6人を月刊文藝春秋10月号のモノクログラビアの第二特集で撮影させていただきました。
ラインナップは
森絵都氏
あさのあつこ氏
伊藤たかみ氏
萩原規子氏
佐藤多佳子氏
上橋菜穂子氏
(以上、掲載順)
どの先生方も皆さん、一様に素晴らしく、
「やっぱり、児童の心がわかる人は、優しくて、素敵な人が多いのかな」
な〜んて、思ったりもしました。
ご本人たちが、すべての作品を児童向けにお書きになっているとも思えませんが、
児童書だからと言って、我々大人が読んで悪いわけがありません。
児童に向けてとは言え、わざと稚拙な表現を使っているわけでもなく、大人が読んでも十分読み応えがあります。
いえ、この言い方では語弊がありますね。
純真な心を忘れてしまった大人にこそ、読んで欲しい作品ばかりです。
忘れていた友達や親兄弟への思いやり、そぎ落としてきた繊細な心を、
もう一度、呼び戻せるかもしれないYA文学。
絶対にお薦めです。
あさの先生の「バッテリー」は現在、映画の撮影中ですが、クランクアップされる前にぜひとも読みたいシリーズ。読み始めたら止まりません。
それにしても伊藤たかみ先生、かっこいい!優しい!頭がいい!
僕が異性なら、完全にはまってます。
写真では表現しきれない溢れる男の魅力。サイン会におでかけすることをお薦めします。
この先、数十年、引っ張りだこ間違いなしのナイスガイですから。
編集デスクの田中さん、素晴らしい企画をありがとうございました!
【月刊文藝春秋10月号】
文藝春秋刊/¥710/発売日・2006年9/10
著者・田中裕士
撮影・高山浩数(中高生のカリスマ作家)
編集・田中裕士
編集協力・文藝春秋・出版局、オール読物編集部
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コメント
高山様
早速のご返事本当にありがとうございました。
写真家ご事情も丁寧にご説明いただきありがとうございました。
こういった場合の相場というのはよくわかりませんが、もし買うことができるのならば、西山さんが相応だと思われるものをおっしゃっていただきたいと考えております。
西山さんもスポーツ選手に対するリスペクトということをおっしゃっておられましたが、スポーツのすばらしさを伝える写真家へのリスペクトも私たち一般人は常に持っております。
本当にメール、ご返事ありがとうございました。
投稿: 中原 孝之 | 2006年10月 8日 (日) 18時00分
中原様
書き込みありがとうございます。
やや私信に近いため、はっきりとは申し上げられませんが・・・
西山和明さんの写真はたしかに素晴らしいです。僕も先輩後輩の関係抜きで、ファンの一人です。
西山さんの著作権はおそらく個人管理にされているはずですので、西山さんとの交渉になるかと思います。
□□ご質問の写真家事情(著作権)に関して□□
写真家が、出版社に所属している場合、特別な契約でない限り、基本的には版元が著作権を有しています。
一方、フリーの写真家の場合、著作権は個人にありますが、版元によっては、出版物に掲載された写真のみ、版元への許可、確認が必要としている場合があります。
しかし、公共性のある他誌への二次使用などでない場合はまったく問題なく、写真家個人の判断によるものと思います。
なお、掲載後の写真は速やかに著作権者のもとへ返却!が理想ですが、ほとんどの場合は、編集部の整理棚、もしくは担当編集者の引き出しの奥底に永眠状態?が現実です。
中原さんがご希望の写真に関して、西山さんがご快諾されたとしても、まずはその写真の回収作業からスタートすることになるかと思いますので、その点の労力に関してもご配慮いただければ幸いです。
西山さんにはこちらから連絡しておきますので、しばらくお待ちくださいませ。
高山浩数
投稿: 高山浩数 | 2006年10月 8日 (日) 03時54分
高山様
はじめまして。
日記に関係ない話で大変恐縮なのですが、写真家の西山和明さんが先輩とのコメントを見て失礼ながら書き込ませていただきました。
実は10年来、西山さんが撮影され、雑誌Numberの表紙にもなった写真を買いたいと思っているのですが、西山さんはそのようなことをなさっていますでしょうか?
商用で使用するのではなく、あくまで個人鑑賞のためなのですが、雑誌に採用された写真は写真家個人にお願いしても無理なものなのでしょうか?
バーサス専属になっておられたようですが、廃刊されて、どこを当たればよいかわからずぶしつけな質問になっております。
もしお時間顔ありでしたら、そのあたりの写真家事情を教えていただけませんでしょうか?
投稿: 中原 孝之 | 2006年10月 8日 (日) 00時13分
早々に嬉しいコメント、ありがとうございます!
ご賛同いただき、感謝、感謝です!
今まで撮影させていただいた作家さんのなかでもダントツの被写体です。
クソ熱い日中の撮影だったにも関わらず、汗だくになりながら、僕の撮影意図を素早くくみ取ってくださり、あっというまに撮影は終了しました。
あの勘の良さ、ただ者ではありません。
それでいて超自然体!
賢者とはかくあるべき!そう思えるひとときでした。
僕の経験上、こんな素敵な人は、この先、どんなに大御所になろうと、このスタンスは変わらないと確信しています。
作風がさらに円熟するような人生経験を積まれてもなお、たかみ先生はあのままでいて欲しい!いえいえ、きっとこのままのはずです。
またお会いできる日を楽しみに待つばかりです。
高山浩数
投稿: 高山浩数 | 2006年9月13日 (水) 02時42分
おお、僕も同性ながら伊藤さんのファンです(恥
さっそく文藝春秋、買いに行こうと思いました。
情報、ありがとうございます!
投稿: ミタカ | 2006年9月11日 (月) 09時21分