週刊文春6/29売り号・杭州
5月に行ってきました中国・杭州の写真が週刊文春6/29売り号に掲載されます。
わずか3泊4日の取材にもかかわらず、雨にたたられた悲惨な撮影でしたが、
なんとか無事に誌面になったそうです。
ノルウェーに行っているあいだに発刊となりますので、僕より先に見てやってください。
【杭州の印象】
僕は過去、中国には何度も足を運んでおりますが、
こんな中国は初めて!
中国も捨てたもんじゃありません!
僕は大都市・上海に行ったことがありませんので、
参考になる意見かどうかわかりませんが、
「お洒落な中国、再発見!」というところでしょうか。
広州、北京、香港、深圳、長春などなど、
僕が訪れたその都市たちとはまったくもって別物です。
「汚くない中国、再発見!」です。
戦後の開発ゆえか、欧米並みの都市開発。
緯度で言えば、日本の屋久島に近い気候風土のためか、
植生がやや南国のイメージに近く、新しい道路はズドーンと抜けていて
その開放感はハワイ並み?
「アジアのハワイ」と言ったら、仲間からちょっとひんしゅくを買いましたが、
東南アジアのリゾート群より、ずっとハワイチックでありました。
近代都市開発という意味では、日本のお台場や六本木の開発のほうが進んでいることになるのでしょう。
しかし、あくまでもそれはビルがキレイで、お店がお洒落で・・・
それだけではありませんか??
人を癒す景観作りを考えたら、この杭州のほうがはるかに上を行っています。
日本完敗です。
目指すところ、志しが明らかに違うのだと思います。
STARBUCKSやHaagen-Dazsをテナントとして取り込むにしても、
その佇まいが違うのです。
看板さえも隠してしまう鬱蒼とした大木に囲まれたSTARBUCKSの横には美しい池があります。
涼しそうな外観をしたHaagen-Dazsも木立の陰に潜み、思わず入ってみたくなりました。
早朝には欧米の朝を思わせる一こま。
オレンジや黄色の反射するベストを着た清掃員がゴミを念入りに一掃しています。
道にはゴミも吸い殻も落ちていません。
中国恐るべし!
桃源郷のようなお茶畑で一日ボーっとしていたい、癒される中国でした。
杭州、お薦めです!
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