Takayama-Photo-Office Information

Hawaiiロケから、帰国しました。
今回の取材は、JALの仕事だったのですが、テーマが【コアウッド】。
Hawaiiの人々が愛するコアの木を徹底的に取材するというもので、なかなかに大変な取材でした。
Hawaiiで木製品というと、椰子の木で作られたサラダボールをイメージされる方が多いかと思うのですが、
コアという木で作られたものはその何倍も何十倍も高価なもので、
実物を手に取り、来る日も来る日も振れ続けていると、
その重厚な質感に目が慣れてきて、椰子の木ボールが安っぽく見えてきました。
たしかに違います。身近なところで比較しますと、
ラワンと檜くらい違うでしょうか。
で・・
その貴重なコアの木が密集する森を求めて、Hawaii島、Kauai島をひたすら走りました。
執筆、ナビゲーションを引き受けてくださったのは、Hawaii通の近藤純夫さん。
近藤さんは翻訳家、探検家、エッセイストetc.etc.の肩書きもお持ちですが、
Hawaii火山国立公園のアドバイザリースタッフでもあり、
最近は【ハワイアン・ガーデン/楽園ハワイの植物図鑑】を上梓され,
植物にまで精通した、まさにオールマイティなHawaii通！
近藤さんなくしては成立しない企画だったと思います。
それでもかなりの困難を伴ったこの企画。
たしかにコアの生息区域に入れば、そこはまさにコアの楽園。
気持ちの良い空間です。
しかし、難しい！写真にするのが・・・
これでもかとばかりにDeepなコアの森に入り込んでも、被写体がただの「木」であることに変わりはなく、大自然を相手に粉骨砕身、奮闘してきました(^_^;)
写真はともかく・・・
コアで作られた工芸品にすっかりはまってしまった高山。
家具を購入するならコア！床の張り替えをするならコア！
コアがお薦めです。チャンスがあったら見てみてください。